ドラマニア大賞2018年年間優秀作品賞
年間優秀作品賞
高嶺の花
- アンナチュラル
- シグナル
- おっさんずラブ
- 義母と娘のブルース
- 恋のツキ
- 透明なゆりかご
- ハラスメントゲーム
- 今日から俺は!!
夏ドラマにいいドラマが多くて選ぶのが難しかったです。世間では話題性から「義母と娘のブルース」あたりかなー? 同シーズンで面白かった「高嶺の花」を私は作品賞としました。ビジュアル面だったりキャラクター設定だったりとても面白くて。1つに選ぶのはたいへんです。
主演男優賞
池松壮亮さん
「宮本から君へ」
- 坂口健太郎「シグナル 長期未解決事件捜査班」
- 田中圭「おっさんずラブ」
- 沢村一樹「絶対零度~未然犯罪潜入捜査~」
- 仲村トオル「ラストチャンス 再生請負人」
- 岡田将生「昭和元禄落語心中」
- 唐沢寿明「ハラスメントゲーム」
- 賀来賢人「今日から俺は!!」
沢村一樹さんとか岡田将生さんとか唐沢寿明さんとか。誰でも問題はないと思うんだけど、意表をついて池松壮亮を選びました。岡田将生さんと悩んだ結果です。特に前半の大失恋編がよかったなー。相手役の甲田美沙子役・華村あすかさんも熱演で、出演者の熱量の根元が池松さんだったように思います。「宮本から君へ」は第4話が神回。最終話にも登場するので要チェックです。田中圭さんはかなりよかったんですが、脚本次第のコメディを選びにくかったんです。
主演女優賞
主演女優賞
徳永えりさん
「恋のツキ」
- 浜辺美波「賭ケグルイ」
- 石原さとみ「アンナチュラル」「高嶺の花」
- 清原果耶「透明なゆりかご」
- 綾瀬はるか「義母と娘のブルース」
- 山口紗弥加「ブラックスキャンダル」
お前はなんでテレビ東京ばかり選ぶんだって思われちゃいますね。これもすごいドラマでして、このサイトでも何度か「中学聖日記」と比較してきました。徳永えりさんって脇役で多くのドラマで素敵な演技をされる美人女優さんなんですが、性描写などかなり体当たりな演技でテレビドラマの域を超えていました。見てないかたは是非見てみてください。「恋のツキ」は初回からショッキングなシーンがあって。「中学聖日記」ってありがちなおとぎ話じゃないですか。あの程度だったら以前に同じようなドラマはたくさんありました。たとえば「魔女の条件」(主演:松嶋菜々子)とか。やはり中学生の男子ですよ。頭の中は妄想だらけです。そこらへんのリアルな男女間のあれやこれやがテレビで放送できるギリギリの線で描かれてたドラマでした。ワコちゃんって最後にどうなっちゃうんだろうって心配しながら見ることになります。
最優秀主題歌賞
- Beverly / 「Baby don’t cry 〜神様に触れる唇〜」/「ヘッドハンター」
- 米津玄師「Lemon」/「アンナチュラル」
- MISIA 「アイノカタチ feat.HIDE(GReeeeN)」 (アリオラジャパン)/「義母と娘のブルース」
- THE YELLOW MONKEY 「天道虫」/「天 天和通りの快男児」
当然、米津玄師「Lemon」が最高の主題歌だあったのですが、それを選ぶのはアホにもできるので敢えて別の曲を選んでみました。
テレビ東京が好きなんじゃなくて、テレビ東京のドラマ班のセンスが良い。キャスティングだったり主題歌選びだったりが思い切りが良いです。だからかトンがったドラマが多くて、この主題歌もバイオレンスだらけの内容にピッタリのクールな曲でした。大手民放って昔の名曲かメジャーなアーティストの曲しか使えなくなってしまってドラマの世界観に本当にあった楽曲を主題歌にできなくなってしまっています。その点、テレビ東京は制作費の制約が良い楽曲の選択肢を広げることができている上に無名なアーティストを起用できるドラマ製作者の自由度が高い気がします。社内りん議が難しいというのはどこの企業でもあることなのですが、ドラマを製作する人たちのクリエイティブな環境を本気で守っていかないとどんどん面白いドラマがなくなってくると思っております。
映像クリエイター、プロドラマウォッチャー。
週30h以上地上波ドラマ中心にチェックしている。早くから視聴率と面白さには関連性が乏しいことに気がつき、自分の目で確かめないと気が済まなくなってしまう。視聴率でははかれない面白いドラマを紹介できるドラママニア。
ドラマを紹介のみならずサイトデザイン、アフィリエイト、動画配信などのコンサルティングと乃木坂46、欅坂46を中心にアイ活をシニア世代に推奨。
Jinpodじんポッドは2006年にiTunesで配信していたポッドキャストの番組名より(現在は休止中)
泣ける恋愛ドラマが大好きです。
あなたの神回、神ドラマを教えてください